DO-S式パーマ法についての質問 
2014/12/03 Wed. 10:12 [edit]
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んじゃ 今日の読者さんからの質問ね
・・・・・・・・・・
DO-S式パーマ法について
今回DO-Sパーマ法について質問させて頂いた者です。
丁寧にお答えいただありがとうございます。
ただ、少し分からないところがありましたので
再度で申し訳ないですがよろしくお願いします。
R-STOPの代わりにブロム酸を薄めて使う方法ですが、
20倍に薄めて塗布した後、ここでは中間水洗をしなくて、、、
とありますがそれはなぜでしょうか??
薄めたブロムを塗布したことでジチオが増えているのだとしたら、
水洗してジチオを流さないと
ミックスちゃんが減らないのではないのでしょうか!?
もしくは、水洗すると還元が
進んでしまうから今回はしないということでしょうか?
あと、ブロムを薄めるときですが、
水と温かいお湯のどちらで薄めても結果は同じですか??
その後に塗布するブロムの温度も
常温や温かいほうがよいとかありますか?
最後に、DO-S式ゆっくり酸化法は
できるだけ濡れてる時と乾いたときの
ウェーブギャップをなくしたいときに活用する方法で、
ブローをする人は向いてないですか??
何度もすみませんがよろしくお願いします。
・・・・・・・・・・
ほいほい♩
この記事の質問の方ですね
↓
DO-S式パーマ理論や裏技について
また 理論編で詳しく書くが
今 ぢ〜ぢは沖縄なんで ちょい手短かにいかしていただくよ♩
>R-STOPの代わりにブロム酸を薄めて使う方法ですが、
20倍に薄めて塗布した後、ここでは中間水洗をしなくて、、、
とありますがそれはなぜでしょうか??
薄めたブロムを塗布したことでジチオが増えているのだとしたら、
水洗してジチオを流さないと
ミックスちゃんが減らないのではないのでしょうか!?
もしくは、水洗すると還元が
進んでしまうから今回はしないということでしょうか?
ほいほい!
なかなか いいとこついてるが ちょいと違うよ♩
君は すでに化学式を理解しているみたいなので
それなりに難しい書き方でいいだろ(笑)
KSSK + RSH ⇄ KSSR + KSH (1)
KSSR + RSH ⇄ RSSR + KSH (2)
R-STOPや薄いブロムを塗布すると RSSRが増える
すると 平衡反応で 化学式が ← に向かう。。。
となると (2)式のKSSR(ミックス)が増え
それに伴い (1)式のKSSRが KSSKになる。。
そ〜 一旦還元したものが もう一度KSSKになる
SSが 再結合してしまうのだ。。。
んで ここの化学式で大切なのが RSH
そ〜 還元剤なのだ。。。
こいつを忘れがちなのだが
RSH とは 還元剤!
よ〜く考えてみてくれ
ブロムの薄いやつで 還元剤をジチオ(RSSR)に変えるんだろ。
ってことは もし すべての還元剤がジチオに変換されると
この パーマの反応式は もう動かない。。。
ある程度 化学式が←にいき KSSKが作られていれば
あとで RSSR(ジチオ)を流してしまえばいいと考えられている。
これが マルセルで新井先生が書かれていた方法だ。
んで DO-S式ゆっくり酸化法は ジチオを直接増やす(R-STOP)
すると こいつは まだ還元剤が動く状態なのである。。
だから 平衡反応も素早く ←に向かい
KSSKの生成も多くなる理屈。。。
そこで 一度中間水洗することで RSSRが流れ
残されていたKSSRも 平衡反応で 減る。。
化学式でいうと
ジチオを増やして ← に移動させておいて
中間水洗で → に移動させるイメージだ、、、
んで
R-STOPじゃなく ジチオ増量をブロムで行うと
還元剤が無くなってる場合があるので
中間水洗しても → には移動できないかもしれない。。。
こりゃ 還元剤にもよるし ブロム濃度にもよるはずだが・・・
だから ブロムの薄い溶剤で ジチオを増やす場合は
中間水洗する必要もないかもしれん、、、
還元剤が無くなっていたら
いくら中間水洗して ジチオを流しても
反応式は動かないので
ミックスが減る事も ないだろ♩
場末のぢ〜ぢの検証では それほど差がなかったんで
ブロムの0.3%とか使用する場合は 中間水洗はどっちでもいいかも?
って感じだよ。。
あ〜 中間水洗するとジチオは流れるので しても構わないけどね。
ただ R-STOPじゃなきゃ ミックスは減らんかもしれんけど・・・
>あと、ブロムを薄めるときですが、
水と温かいお湯のどちらで薄めても結果は同じですか??
その後に塗布するブロムの温度も
常温や温かいほうがよいとかありますか?
こりゃ お客さんが冷たく感じない程度に 温度は低めがいいと思う。
ま 常温でいい 感じ!
たしかに 暖かいほうが 反応は良い理屈なんだが
DO-S式ゆっくり酸化だから ゆっくりがいい(笑)
ゆっくりと 酸化することで
SSの配列がキレイになり(応力緩和)
しっかりと ダメージ少なくパーマできる理屈だかんね!
どちらかというと 常温のがいい♩
>最後に、DO-S式ゆっくり酸化法は
できるだけ濡れてる時と乾いたときの
ウェーブギャップをなくしたいときに活用する方法で、
ブローをする人は向いてないですか??
ここは 君は大きな勘違いをしている!
きるだけ濡れてる時と乾いたときの
ウェーブギャップをなくしたいときに活用する方法は
DO-S式で いうと
オキシで行う ドッカン酸化法 である!
この記事を参照
↓
DO-S式 ウェーブギャップの少ない酸化法
酸化行程の直前に ロッド巻いたままで
髪が完全乾燥しているのが絶対条件!
エアウェーブやデジタルパーマの機械が必要なんだが・・・
こいつが ギャップの少ない酸化法だ、、、
DO-S式 ゆっくり酸化法は
ずっと濡れたままの反応なので
乾いたときと 濡れたときのウェーブギャップは
普通にあるよ(笑)
DO-S式 ゆっくり酸化法は
乾いたときと濡れたときの
ウェーブギャップはある!
ゆっくり酸化に冷風を組み合わせても
すこしはギャップは少なくなるが
たいした効果もないレベル(笑)
ただ DO-S式ゆっくり酸化をすると
SSが綺麗に並びやすいので 手触りが良い
ミックスちゃんが少なくなりやすいので
しっかり酸化しやすく 持ちや プリンとした質感になる。
そ〜
この プリンとした質感を 理美容師さんたちは
ウェーブギャップと勘違いしやすいが
実際は違うんだよね・・・
R-STOP や 薄いブロムは
ミックス減少の 中間処理!
あくまで これは 中間処理なんだ♩
その後 完全乾燥させて
オキシでドッカン酸化が
ウェーブギャツプを少なくする 酸化法
ブロム濃度薄めで 時間かけて
ゆっくり酸化させるのは
ウェーブギャップが普通にある 酸化法
そうおぼえておいてくれ♩
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