猿でもわかるパーマ講座 pka 
2014/10/19 Sun. 06:08 [edit]
ちょいと前から 始まった 真実のパーマ理論のお話
以前の記事
↓
クリープパーマ理論は間違いでした!
なぜ 今までのクリープパーマ理論は間違いなのか?
えええ〜〜〜!
パーマ行程の中間水洗では
還元剤なんぞ ほぼ流れていない!
と みんなに驚愕の事実を 教えてしまった。。。
この時点で 従来考えられてた
クリープパーマは まったく変わったものになるよね。。。
還元剤を中間水洗で流すという 前提で思考していたクリープパーマ論
前提が 変わっちゃったら すべてが違うでしょ!
まさにこれを 驚愕の事実という・・・
んじゃ ここらを 少しずつ わかりやすく説明して行こう!
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すっぴん・素髪からでしか、
パーマで素敵になって頂けないのですが!!
・・・・・・・・・・
猿でもわかるパーマ講座 pka
ほら いきなり 知らない言語が飛び出したろ(笑)
pka ???
なんじゃらほい???
pka とは? 酸解離定数のこと
これも わかんないだろ(笑)
酸解離定数(さんかいりていすう)は
酸の強さを定量的に表すための指標のひとつ。
酸性度定数ともいう。
酸から水素イオンが放出される解離反応を考え、
その平衡定数 Ka またはその負の常用対数 pKa によって表す。
たとえば 代表的な還元剤では
チオグリコール酸の pkaは pH10.4
システィンは 8.3 システアミンは 8.4
これは
還元剤が 髪に入って イオン化されるモノと
されないモノが 半分半分になる pHのこと。。
ま 実際に 髪のSS結合を切る作用の出来る還元剤と
反応が起こらない還元剤が 1:1であるときのph。。。
たとえば チオグリコール酸の場合だと
pH10.4の薬剤だと
半分のチオが働いて SS結合を切っていて
それ以外の半分は なにもしてないってことだよね!
あ・・・ 猿わかシリーズだったよね(反省)
まずは 還元剤って なんなの?
から はじめよう!
猿でもわかるシリーズなんで 猿で行こうかと思ったんだが
場末のぢ〜ぢは 絵心がないので
アンパンマンにした(爆)
↓

これが 還元剤のイオン化ね
たとえば 代表的な還元剤の チオグリコール酸で お話をすると
元々の 還元剤を アンパンマンだとする
チオグリコール酸 というように チオは元々 強い酸性なんだ、、、
んで この酸性のチオが
アルカリ性になると イオン化を始めるんだが
イオン化というのは 簡単に言うと アンパンマンが頭をちぎること(笑)
上の図の 下半分ね!
ちぎられたパンが 水素(H) だ
化学式で書くと
還元剤 ↓
RSH ⇄ RS + H+
RSH が アンパンマン
RS が 頭をちぎったアンパンマン
Hが ちぎられたパンの部分ね。。
わかったか???
んで
pka とは なにか?
チオグリコール酸の pkaは pH10.4
こういうこと
↓

チオのパーマ1剤や縮毛矯正剤は
phが 10.4 のときに
アンパンマンと イオン化したアンパンマンが
半分半分 存在してる ってことなんだ♪
たとえば
pH10.4 で チオ濃度6%の溶剤だとすると
チオのままのが3%
イオン化されて
水素が離れたチオが 3%
そんな感じだね!!!
これでわからんやつは この記事をもう10回読んでね(爆)
んで pH10以上などの 強いアルカリ性のパーマ剤などはない
一般的には パーマの1剤などは pH8〜9程度だよね!
っとことは こんな感じね
↓

ま 正確な数字はわからんが
pHが10.4で 半々なんだから
pHが8とか9程度なら
せいぜいイオン化されてるチオは 3〜40%程度じゃないのかな・・・
パーマでSS結合を切るのは
イオン化された 還元剤だけ!

だから pH8〜9程度で 還元剤濃度が6%のチオで
実際に 還元しているのは 2%ほどだよね・・・
それ以外の イオン化されていないチオは
髪の中に うじゃうじゃいるって訳なんだ。。。
そして
イオン化されていない還元剤は
中間水洗でも 流れない!
そう〜 たとえば
よくあるタイプのpH8〜9程度のチオなら
いくら 中間水洗しても
6〜7割の チオはイオン化されずに
髪の中に残留しているってことになるんだね!
このあたりの理論が
ちょい前に書いた 酸性チオの記事
↓
酸性チオのススメ! パーマ・縮毛矯正編
ここにも 書いてあるが
酸性のチオなんぞ イオン化してないので
たんぱく質に吸着するだけで 反応しないんだ。。。
ただな
これは 還元力 とはあまり関係は無いんだよ!
たとえば 前記したんだが
チオグリコール酸の pkaは pH10.4
システィンは 8.3 システアミンは 8.4
んじゃ システィンなんかは 8.3でも半分もイオン化されてるよね
ただ 決定的に システィンは還元力が弱い!
だから いくら pkaが低くて イオン化されてるモノが多くても
還元力自体は たいした事はない
あと 還元剤の分子量とか疎水性でも変化するしね(ちょい難しい)
だから このお話は パーマの還元力とはまた別物だからね!
ただ
パーマ液の還元剤というのは
みんなが思っている程 実際に働く部分は少なくて
結構 沢山の還元剤が 中間水洗しても
髪に残ってるってお話なんだ。。。
これが 還元剤の基礎知識 覚えておいて損は無い!
続くよ〜
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